トレーラーの配線は自分で出来ます!
ポイントを解説しますのでご参考ください。
トレーラーを牽引して公道を走るには、車のテールランプとトレーラーのテールランプが連動しなければなりません。例えば、車で右ウインカーをだすと、トレーラーも右ウインカーのランプが点灯するといった感じです。テールランプが点かないと車検が通りませんし、なにより公道を走るのは危険です。
カプラーと呼ばれる部品を車の後部に取り付けたヒッチメンバーに接続することにより、電源を確保します。
カプラーから伸びてるコードを、矢印のようにトレーラーのパイプの中を後ろまで通してテールランプと接続します。
下の写真の赤丸の部品がカプラーです。
まずはカプラーから古いコードを抜きます。
カプラーのカバーを外して、ドライバーで銅線を止めているねじを緩めるとコードが抜けます。
新しいコードは、色別に必要本数を用意します。
基本は、白、茶、緑、赤、黄、黒、青の7色のコードです。
何色のコードでも電気は通りますが、すべて同じ色にするトレーラーのテールランプに配線するときに混乱します。
近所のホームセンターに青はないけどオレンジがある!というような場合は、オレンジでも構いません。カプラーとテールランプの青色配線予定の個所を、それぞれオレンジで配線すれば問題ないです。
下図のようにカプラーに配線するコードの色を書いておくと分かり易いです。
下図は配線の全体図です。
トレーラーのパイプの中にコードを通そうとしても、コードがぐにゃぐにゃして先端まで通りません。
そんな時はこれを使います。
ワイヤーです。
針金だとうまくいきません。
トレーラーのパイプはくの字に曲がっているので、柔軟性が求められます。
ワイヤーをパイプの先端から後ろまで通すので、トレーラーのパイプの長さより少し長めのワイヤーをご用意ください。
僕の場合は4mのワイヤーでちょうど良い長さでした。
ワイヤーをパイプの中を通し、入口と出口から両方少し飛び出した状態にします。
入れる方向は前からでも後ろからでも、どちらでも大丈夫です。
飛び出したワイヤーの先端にコードをテープで止め、ワイヤーを引き抜くとコードがパイプの中を通った状態になります。
コードは束ねてひとつにまとめます。
ホームセンターで売っている切れ目が入ったホースを使うと、楽にきれいにできます。
最後にカプラーを車とつなげて、テールランプが車と連動して点灯するか確認して終了です。
釣り場までの移動もご安全に!
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